monaのアイルランドワーホリ日記
私がアイルランドで初めて働いた場所は、アイリッシュ料理を提供するカフェでした☕
お客さんの合図の仕方、食べ物の呼び方など、
実際にカフェ店員として働くことでちょっとした事に気づけるのってとっても面白い!
今回は、その時に気づいた”働く前に知っておいたらもしかしたら役立つかも?”な小さな文化の違いをシェアします😊
「すみませーん!!」とは呼ばれない
日本のように、お客さんから「注文お願いします!」と大きな声で呼ばれることはありません。(失礼になるのでアイルランドではNG)基本的には店員さんと目が合うまで静かに待つ、もしくは軽く手を挙げて合図するだけ。
控えめな動作なので、忙しいときは気づくことができず待たせてしまうことも🥲周りをきょろきょろしていたり、メニューを何度も見ているお客さんに気づいたら「Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)」と声をかけてみるのが大事です。
そんな中で私が感じたのは、「待つことに対して寛容なお客さんが多い」こと。「忙しいの分かるから大丈夫よ!」とか「手が空いた時で良いから!」と思いありのある一言を添えてくれたり。ゆったりとした国民性を感じます☘️
私が気になったのは、店員さんを呼ぶときのジェスチャー。
日本では手をパーの形✋にして上にあげますが、アイルランドでは上のイラストのように人差し指だけ上げます。
カフェに限らず、学校で発言したいときや質問したいときも同じ。このような”人差し指を軽く上げる”という動作や、相手と目線を合わせることによって”発言したい”という意思を表します。
日本のジェスチャーと比べるとどこか控えめな印象がありますが、この「さりげなさ」がアイルランドでは大事にされているようです😃
チップ文化はモチベーション
アイルランドではチップは義務ではありませんが、感謝の気持ちとしてレジ横のTip Jar(チップ瓶)に入れてくれることもよくあります✨
お釣りを渡そうとしたら「Keep the change."(お釣りは取っておいて!)」と言われることも。チップはスタッフみんなでシェアされて、お給料と一緒にもらうか、毎日分配されるお店もあります。
繁忙期は特にチップを貰える機会も多くなるので、モチベーションアップにもなり働く楽しさが増します!
水道水は無料で頼める
ヨーロッパの多くの国では「水道水は提供できない。有料のミネラルウォーターか炭酸水を注文してね」というスタイルが多く見られます。その点、アイルランドでは基本的には水道水は安心して飲めますし、カフェでも無料で提供してくれるのはありがたいなと感じています🙌
ちなみに、「Could I get water?(お水をもらえますか)」と聞かれたら、必ずそれが水道水(Tap water)なのか、有料のミネラルウォーター(Still water)や炭酸水(Sparkling water)なのかを確認します!
ChipsとRasherとは??
食べ物ひとつとっても、国によって呼び方が違います。例えば、アイルランドでは
・フライドポテト🍟のことを「Chips(チップス)」と呼ぶ(Fish & Chipsと同じ!)
「Fries(フライ)」と言っても通じますが、Chipsの方がよりアイルランドっぽい響き。*アメリカ英語だとChips=ポテチですが、アイルランドでポテチと言いたいときはCrispsです。
・ベーコン🥓は「Rasher(ラッシャー)」と呼ぶ。アイルランド特有の、厚め&塩気強めのベーコンのことです!
アイルランドカフェでの経験
最初のころは、"呼ばれない文化"を知らずにお客さんを待たせてしまったり、Rasherが分からず聞き返してしまったり小さなハプニングがありました。
でも、そんな体験こそが実際にカフェで働いたからこそ得られた大切な学びだったと感じています😊
これからアイルランドのカフェで働いてみたい方にとって、少しでもリアルな現場の雰囲気や文化の違いを知る手がかりになれば嬉しいです!
Mona🐶
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